自力でバイアス調整するには(その1)
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
真空管式のギターアンプやオーディオアンプをお持ちの方にとって、「バイアス調整」が一番頭が痛い問題だと思います。
私のところにかかってくる電話やメールでは、必ずバイアス調整の質問があります。
「バイアス調整って何?」
「バイアス調整にはいくらかかるの?」
「バイアス調整は自分でできるの?」
「バイアスキングあれば、自分でできると聞いたけど」
これほど関心が高く重要なことなのに、残念なことに、正確な知識が共有されていないのが現状です。
そこで、今回は、自力でバイアス調整するための基礎知識、方法、道具等について、シェアしたいと思います。
くれぐれも、バイアス調整は、活線作業を伴いますので、自己責任でお願いします。
この記事をご覧になって、万が一の事故等が発生した場合であっても、責任は負いかねますのでご留意ください。
ここで、バイアス調整について整理してみましょう。
バイアス調整の観点からすれば、真空管アンプは、つぎの3種類があります。
(1)バイアス調整が必要なアンプ
(2)バイアス調整が不要なアンプ
(3)バイアス調整ができないアンプ(注意:不要というわけでない)
まずは、自分のアンプがどのタイプかを把握します。メーカーに聞くなり、ネットで調べるなりということになりますが、一番確実な方法は、回路図を解析することです。
回路図を見れば、バイアス方式がわかります。
回路図は、ネット検索をすれば、容易に手に入ります。海外サイトだと豊富にありますので、「schematic+アンプの型番」で検索すれば、ざくざくと出てきます。
自分でわからなければ、メール添付で私に送っていただければ、回路解析をします。もちろん、無料で。
次回は、バイアス調整に必要な道具についてシェアしたいと思います。
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