<電源ランプがつかないときは?その2>

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

ヒューズケースを押し込んで回すと、画像のようにスポンと抜けます。

その中にガラス管ヒューズが入っていますので、目視で溶断しているかどうかを確認します。

溶断していなくて、ランプ非点灯、音出ない場合には、かなりの重症ですので、あきらめて、ライブ会場のアンプを借りてください。

一方、溶断していれば、ヒューズ交換してみましょう。

ヒューズは消耗品ですので、予備で5本くらい用意して、アンプの内側に保管しておきましょう。

たった数百円で救われることがあります。

ここで、ヒューズ交換をする場合のコツを伝授します。

ヒューズ交換してすぐに電源を入れると、ほぼ100%溶断しますので、これでは意味がありません。

そこで、電源を入れる前に、全パワー管を数回抜き差ししてください。

その後電源を入れると、あら不思議、正常に音がでる場合があります。

経験からすると50、60%くらいの確率でしょうか。

そうなれば、愛用のアンプで思いっきりステージに立てます。

一方、残念ながらヒューズが再び溶断した場合には、パワー管故障(過電流)か、パワー部のパーツ不良ですので、修理屋さん行き確定です。

それでは、なぜ、パワー管の抜き差しで復活する場合があるのでしょうか。

それは、パワー管のピンとソケットとの間の接触不良が原因で過電流→ヒューズ溶断になるからです。

長年使っていたり、移動中の振動により接触状態が悪化することがあり、そこに電源投入されると、ズトンと大電流が流れヒューズ溶断してしまうのです。

それを、抜き差しすることでリセットがかかり、通常動作になる訳です。

だめもとでやってみてください。

<最近頂いたお客様のお声>

最近届いたお客様の声を、ご紹介します。

■■2014年3月8日 M 様

ホブランドのHP−100という真空管プリアンプ(12AX7 2本、12AU7 1本)を9年ほど前に購入しました。

これまで真空管を換えることはなかったのですが、今回初めて挑戦してみようと思いました。

理想はライブ盤があたかもその場にいるように臨場感豊かに鳴ることで、きりっと見通しが良く、それでいて「ふわり」とした肌合いを感じさせる音が好みです。

御社に相談したところ、いろいろご提案いただき早速購入しました。

購入した真空管の組み合わせをいろいろ試した結果12AX7はJJとムラードを、12AU7にはJJを組み合わせることで私なりの理想の再生に近づけたと思っています。

真空管は絵の具のチューブのようで、様々な色のチューブを混ぜ合わせることで理想の色(音)に近付いていけることを今回経験しました。

今後も楽しく悩みながら、オーディオライフを満喫していきたいと思っています。

有難うございました。

【減額しないオーディオ銘機の買取】

◆オーディオへの思いを伺うからこそ、私共は査定の精度に絶対の自信があります。

【効きすぎに注意!即効薬シリーズを無料公開中です】

全員に18000円分の真空管聴き比べライセンスをプレゼントします。

ギタリスト、オーディオファイル向け「真空管アンプの即効薬」

マーシャルオーナー向け「Marshallの即効薬」

ケトナーオーナー向け「Hughes & Kettnerの即効薬」

Good music !

(c) 2014 VINTAGE SOUND

まずはお電話ください。 メールで真空管の質問をする

オーダーメイドの「真空管選び