美しいヴィンテージ計器（１）
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
真空管を扱っていると、1940〜60年代のヴィンテージ計器が入ってくることがあります。
これらの計器は、電流計、電圧計等ですが、その文字盤の美しさに目を奪われるものがあります。
まるで、ROLEXの文字盤（特に、バブルバック）のように、個性溢れるデザインと、視認性を重視したロゴが相まって、機能美という言葉がぴったりです。
画像は、米国WESTON社製の検流計(GALVONOMETER）で、1950年代と思われます。検流計は、電流が流れる方向を検出する計器です。
電子・電気系の出身者であれば、計測工学あたりの学科で「検流計」なるものが必ず登場しますが、現物を見るのは、私もはじめてだったので、ご対面時にちょっと感動した覚えがあります。
もちろん、今でも、現役で動作しますし、校正用の調整部もあり、精度も高く維持することができます。
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