以外と知らない、プリ管(12AX7等)の外し方(その1)
以外と知らない、プリ管(12AX7等)の外し方(その1)
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
「プリ管って、どうやって外すんですか?」
「ハンダ付けされているようで、プリ管が外れません」
「指紋を付けたら、割れるって聴いたのですが」
いずれも、弊社の真空管ヘルプデスク(0120−194−380)で良くある問い合わせです。
真空管アンプ初心者の方には、判らなくて当然です。
しかも、ガラス製で、外すのは、ちょっと怖いですよね。
ということで、まずは、プリ管とソケットの画像をご覧ください。
右の頭が尖ったプリ管が12AX7 Mullardで、左がソケットです。
正面から見ると、構造がよくわかります。左のソケットには、Cの字状に9つの穴が形成されており、右のプリ管底面からは、これら9つの穴に対応する9本のピンが突出配置されております。
もうおわかりですね、プリ管は、ソケットに単純に刺さっているだけです。つまり、プリ管の9本のピンは、ソケットの9つの穴にそれぞれ嵌合されており、もちろん、着脱自在とされております。
ここで、問題です。
なぜ、Cの字状とされているのでしょうか。
答えは、ピンの実装位置を間違わないようにするためです。
つづく
2011.1.9
Good music !
(c) 2011 VINTAGE SOUND