以外と知らない、プリ管(12AX7等)の外し方(その2)

以外と知らない、プリ管(12AX7等)の外し方(その2)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

本日、2回目の投稿です。

下の画像は、プリ管がソケットに実装されている様子です。

実際には、プリ管の9ピンが、ソケットの9穴に刺さっている状況です。

プリ管が実装されているところ

皆さんが、真空管アンプを覗くと、こんな光景が広がっているハズです。通常、プリ管は、複数本実装されておりますから、4本、6本、ギターアンプですと、8本、9本あります。

ここで、見落としがちなのが、プリ管に円筒状のアルミケースが被さっており、プリ管が見えない場合です。このアルミケースは、「静電シールドケース」と呼ばれ、トランスや電源ケーブル等から発生するノイズの影響を抑制する役目をしております。

静電シールドケースは、ノイズの影響が大きい初段のプリ管に付けられている場合があります。

以外と手間取るのが、実は、静電シールドケースです。

その外し方は

基板側に少し押し込んだ状態で、時計回りまたは反時計回りに回転させると、ロックが外れますので、垂直方向に引き抜いてください。

そうすれば、プリ管が露出します。

プリ管の外し方

あとは、人差し指と親指でプリ管を挟持して、ジワジワと揺らしながら垂直方向に引き抜いてください。

くれぐれも、回転させないように、「Cの字状」であることを忘れずに。

プリ管が抜けた

めでたく、プリ管がソケットから外れました。

さあ、残りのプリ管もどんどん外しましょう。

2011.1.9                       

Good music !

(c) 2011 VINTAGE SOUND

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