自力でバイアス調整するには(その16)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

バイアス調整時に必須の「ダミーロード」は、日本語だと「疑似抵抗」と呼ばれ、スピーカーの代わりに、アンプに接続します。

ダミーロードを使う理由は、万が一の事故(過電流等)が発生した場合に、大切なスピーカーが壊れるのを防ぐためです。

また、別の理由として、スピーカーですと入力信号があると、実際に音が出てうるさいので、ダミーロードを使います。

画像は、私がバイアス調整をするときに、実際に使っているダミーロードで、無誘導型のホーロー抵抗(緑のもの)と、ジャックとから構成されております。

ちなみに、このダミーロードのインピーダンスは、8Ωですので、アンプの8Ω端子に接続します。

ほとんどのアンプには、8Ω端子が付いておりますので、このダミーロードで事が足りるのですが、中には、16Ωまたは4Ωのスピーカー端子しかないアンプもあります。

その時には、画像のホーロー抵抗を2個用意します。

16Ωのダミーロードを作る場合には、2個のホーロー抵抗を「直列」に接続します。

一方、4Ωのダミーロードを作る場合には、2個のホーロー抵抗を「並列」に接続します。

このように、ホーロー抵抗が2個さえあれば、4Ω、8Ω、16Ωのいずれにも対応できます。

次回は、バイアスキングについてシェアします。

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