自力でバイアス調整するには(その15)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。

プレート電流の計算法は、テスター1本あればプレート電流を算出できるというメリットがあるものの、活線作業に伴う感電リスクや回路知識の必要性等から中上級者向きの方法です。

計算法の準備としては、(1)パワー管のカソード電極の位置を確認する、(2)同カソード電極に接続されている抵抗の値を確認する、(3)テスターのレンジを直流電圧に設定する、があります。

(1)のグリッド電極の位置は、回路基板をひっくり返して、当該パワー管が実装されている真空管ソケットのピン番号を、真空管規格表で確認します。

(2)の抵抗値は、上記カソード電極に接続された抵抗のカラーコードや、プリントからその抵抗値を確認します。

確認作業が終了したら、パワースイッチ、スタンバイスイッチをオンにして、少なくとも2分経過後に、テスター棒を抵抗の両端に当てて、印加されている直流電圧を測定します。

なお、直流電圧測定時には、極性がありますので、注意してください。

そして、オームの法則より、「プレート電流=直流電圧/抵抗値」なる計算式からプレート電流を算出します。

次回は、バイアス調整時に必須の「ダミーロード」についてシェアします。

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(c) 2013 VINTAGE SOUND

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