自力でバイアス調整するには(その11)
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
バイアス電圧とプレート電流との関係を理解するには、バスケットボールで説明するのが一番わかりやすいので、その例え話をします。
マイケルジョーダン並みのバスケット選手がいて、つぎつぎと連続シュートして、カゴにどんどんボールが入っている状況を想像してください。
この場合、カゴに入ったボールがプレート電流です。従って、シュート成功率が高くなると、プレート電流が増えます。
ところで、バスケットボールで何かを忘れてはいないですか?
そうです。シュートを邪魔する相手ディフェンスという存在を忘れてはいけません。
この場合、相手ディフェンスがバイアス電圧です。
仮に、相手ディフェンスが0人であれば、シュート成功率が最大となり、相手ディフェンスが1人だと、シュート成功率が少し減ります。
相手ディフェンスを2人、3人、5人と増やしてゆくと、シュート成功率は反比例して減ってゆきます。
つまり、バイアス電圧を深く(ディフェンスを増やす)とプレート電流(シュート成功率)が小さくなります。
逆に、バイアス電圧を浅く(ディフェンスを減らす)とプレート電流(シュート成功率)が大きくなります。
次回は、パワー管の基本構造とバスケットボールとの対応関係をシェアします。
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