成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ。
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
先日JRに乗っていたら、車内のモニターから「偉人の名言集」なるショート企画が流れてきました。
それによると、トムソーヤの冒険の著者である米国作家のマーク・トウェインは、「成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ。」という名言を残しているとのこと。
そのとき、ふと思ったのが、私の解釈では、レジャー=小学生時代の遠足ということになる。
前夜から、ワクワクして、何度もリュクサックの中身を出したり入れたり、現地ではあれをしよう、これをしようと、思案を巡らし、当日は、誰よりも早起きをして出かける。
つまり、万全の体制で望みつづけることが、成功の秘訣だと思う。
しかしながら、果たして、どれだけの人が、自分の仕事をレジャーと見なしているのだろうか。
遠足よろしく、前夜から、会社に行くことにワクワクしながら、何度も、鞄の書類を出し入れしたり、中身をチェックしたり、会社に行ったら、あの人に電話しよう、会議でこういう話をしようと考え抜き、当日は、始発で出勤する。
これは極端な例ですが、このような心持ちで仕事をしていますか?
かくゆう私は、リクルートの新人時代は、仕事が出来なさすぎて、毎日会社に出勤するのが苦痛以外のなにものでもありませんでした。
今思い出しても、鼻の奥がツンとします。
つぎの転職先の特許業界では、適正がぴったりと嵌っていましたが、締め切りに追われる毎日に、レジャーとは到底遠い存在でした。
時は流れ、今はどうかというと、真空管を通じて、ギタリストやオーディオファイルの皆様の音作りを直接お手伝いさせていただくという仕事が面白くてしょうがありません。
ましてや、自分が社長の会社ですから、口うるさい上司もいませんし、ビジネスプランを好き放題に実行できるという贅沢な環境があります。
裏を返せば、わがままな社長につきあう社員のほうが大変ですが。
自分の会社を作って14年目にして、ようやく仕事を心から楽しめるようになってきました。
これも、ヴィンテージサウンドに関わっていただいたお客様お一人お一人のおかげです。
師走の忙しさに感謝しつつ、マーク・トウェインの名言を引用してみました。
そんな中で、本日、福島県のG様より、ギターアンプ交換のブログレポートをいただきましたので、ご紹介いたします。
G様は、ヴィンテージサウンドのHPを隅々までご覧いただき、真空管に対する私共の考え方に共感された上で、お電話いただき、ご希望を伺い真空管セレクトのお手伝いをさせていただいたお客様です。
G様のレポートを拝読させていただくと、頭が下がる思いと、真空管の良さをもっと広めなければという使命感とが交錯します。
もっと良い仕事をし続けること、それが、レジャー化の近道なのではと思います。
G様、本当にありがとうございました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
12月23日に第4回のセミナーを開催します。
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Good Music!
2011.12.6
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