いいことだらけの、真空管の理論武装について(その2)
こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド 代表の佐々木です。
【ポイント1】真空管には、現行管とNOS管の二種類がある。
現行管は、今製造されている真空管で、中国、ロシア、スロバキア等で製造されています。
一方、NOS(New Old Stock)管は、数十年前に製造中止となったいわゆるヴィンテージ管で、倉庫等にデットストックされていたものです。
現行管かNOS管は、ブランドで判別できます。ブランドもそんなにありませんので、これを機会に覚えてきましょう。
現行管の代表ブランドはつぎの通りです。
・曙光電子、JJ、Sovtek、Electoro Harmonix(エレハモ)、Svetlana etc.
一方、NOS管の代表ブランドはつぎの通りです。
・RCA、GE、SYLVANIA、RAYTHEON、Telefunken、Mullard、TUNG-SOL、GEC、Philips etc.
一般的に、NOS管は、現行管よりも高価で音が良いため、貴重品です。
従って、特に中古アンプを購入する場合には、威力を発揮します。つまり、中古アンプを見るポイントは、実装されている真空管が現行品かNOS管かを確認してください。NOS管が実装されており、状態が良ければ、アンプ本体価格以上の価値がある掘り出し物です。ヴィンテージのギターアンプに良くあります。販売店もその価値に気づかずに、低価格で販売されている例が沢山あります。
実は、販売店の中古アンプは、掘り出しものがゴロゴロしているのです。
つづく。
【お知らせ】
全員に18000円分の真空管聴き比べライセンスをプレゼントします。
効きすぎにご注意の絶大な効能を体験いただけます。
「真空管アンプの即効薬」のプレゼントキャンペーンはこちらをクリック。
2012.1.8
Good music !
(c) 2010 VINTAGE SOUND